餃子

夜11時に仕事が終わり、早く家に帰って風呂に入って眠りたい。
などと思っていると、考えが甘いと、神様に叱られる。
夕方に濃厚な唐揚げ弁当を食べていたので、空腹である。
などとは全く感じておらず、考えが甘いと、上司に誘われる。
最初は家に送ったると言って車に乗せておいて、気が付くとラーメン屋。
どういうことか。
食べたくもない油麺を好き好んで食べている体を演じる。
食べたくもない油焼をありがとうございますと大きな口でほうばる。
おごったるわと大きな顔で言われても。
油が水になるわけでない。
時計の針は戻らない。
無駄な時間と熱量を得た。