あと ひと月で大海原に出れる!

いやいやこうも渦巻くとは。
世は台風。
我は渦潮。
仕事終わりに是非問わず油唄部屋へ連行。
地獄を見た。
夢だと思いたくて唄部屋特有の不味い油酒を煽る。
僕のアイデンティティは強姦された。
2時間僕は目を閉じてひたすら耐えた。
相手方々の充実感と共に外に出ると台風。
油車に詰め込まれる。
30過ぎの油男にこのまま家に帰るのは寂しい。
等と僕の罪状を読み上げられ油酒屋へ。
赤井英和の推す無駄に熱い油酒をひたすら煽る。
夢。夢。夢。夢から醒めた夢。