ばんこやきですから。

台風が来てるから本屋は少し暇だった。
ここぞとばかりに。
新人の僕にプレゼント包装を教えてきた。
工作とか大好きだから。
顔に似合わず器用だから。
簡単に出来てしまって。
教える側としては面白くないらしく。
可愛くないとか言われる始末。
はい。僕は不細工だから。
可愛いはずなど御座いません。
等と思いながら悶々と別の作業をしていると。
現れたよ。見えたよ。
屋久杉さんの来店です。
てか気付いた時には僕の真横で。
何やら興味も無いのに焼き物の本を物色してらした。
お茶目な屋久杉さんは日本各地の焼き物の本の中から。
万古焼
を発見し仕事中の僕に猛烈にアピールしてくる。
僕は屋久杉と万古焼を交互に指差し確認。
その後屋久杉さんは梅沢富美男の本を発見して。