沖縄県・座間味

野沢尚
別に尊敬していたとか好きな脚本家というわけではない。
「眠れる森」よりも。「課長島耕作」よりも。
僕はただ「マリリンに逢いたい」を思い出しただけなのだ。
確か小学2年生だった。夏休み。
宿題の定番。絵日記。
知っての通り駄筆の己。
筆の立つ祖父の色鉛筆画。
やばっかた。
あの犬が海を泳ぐ色鉛筆画はやばかった。
後にも先にもあれ以上のモノは無い。
良くも悪くもトラウマだ。
こんな事を言うと不謹慎かと思うが。
シロとなってマリリンに逢いに行ったんだと。
野沢尚氏も。祖父も。
海でなく河を渡って。
シロ。頑張れ。